銀さんの見分け方

コケを町中で意識したときに、まず間違いなく目に入るのが「ギンゴケ」か「ホソウリゴケ」

両方ともコンクリートの上、道路の端あたりでよくもりもり生息している、そうあのコ達です。
雨が降った後なんかは、しっとりとまさにビロードのようにきれいなコケで、ありきたりとは言わせない魅力にあふれた子達なのです。

ただ、ずっとどちがどっちなのかの区別がつけられずにいました。
まあ、もともとは「名前なんかどうでもいいじゃん、かわいければ」。
という主義なので、調べもしてなかったのですが、最近興味がでてきて仕方なかったんですね。

手持ちの図鑑や、コケ関係の本には、きまって出てくる登場率100%のコケなんですが、見分け方のアドバイスがいまいちで、やっぱり素人目にはわからねーよ!って感じでした。
まあ、だいたいが「ギンゴケとよく似ているが、ギンゴケは先が銀色なのでみればわかる」くらいで。
「みればわかる」って。。。。不親切にもほどがある。

私的には、ホソウリゴケも、先が白っぽくというか、光る感じにみえるわけです。
それが、銀色なのか、はたまた違うのか。
同じギンゴケも、本当に銀色にみえるのもあるけど、個体差とかがきっとあって、今私が手にしているこのコもギンゴケに違いない。きっとそうだ、そうに違いない。でもなんとなく違う気もする。。。
あ、やっぱホソウリゴケか。違うのか。ん?いや、まてよ、でも拾ってきたときの感じはまさにギンゴケだったよなー  ん~。。。。。。。
という、他の人から見たら、まあなんともどうでも良いことで右往左往していたわけです。
で、結局のところは、 
スクリーンショット(2010-02-24 19.31.36)
これが、ギンゴケ。

スクリーンショット(2010-02-24 19.31.21)
で、これがホソウリゴケ。

この本が「ホソウリゴケの葉は、湿ると茎から離れるように開く」という素晴らしい見分け方をアドバイスしてくれていたおかげで、やっとすっきり。

いやはや、私がギンゴケだと思っていたあの道路のコケは、ほとんどホソウリゴケでした。。。(苦笑)
だって、なんとなくギンゴケのほうがそのへんに溢れかえっているコケだと思い込んでいたんだもん。
スクリーンショット(2010-02-24 19.53.08)
ちなみに、これがふたつ混ざった状態でございます。
一塊のコケかと思いきや、実は別々の種が混在しているんですね~ 
ミクロの視点でないと、決して気づかない、そんな世界に惹かれてるんです。



※追記:「ギンゴケとホソウリゴケの見分け方」云々で辿り着かれてくる方がわりと多いので追記です。
基本的に、銀さんは先端が透明なので、銀色に見えます。
葉先の色合いと、葉が茎に密着していれば、基本的にはギンゴケですが、
ギンゴケも日当りが良くて乾燥気味の、コンクリート壁などに垂直に生育しているものなどは、
葉が若干開いていたりもします。
生育基盤や湿度具合でその色合いや様子は、結構変化があるのです。
しっとりと、深い緑色でふっからしたホソウリと区別しづらいものもあれば、
先が銀色にみえる、ザ・ギンゴケ!なものもあるし、
雪のようにまっしろいギンゴケもあるのです。

ギンゴケまっしろバージョン
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  • 2015/01/24 01:59

よ2

今はスパム防止でコメントを止めているので気づかず、すっかり返事が遅くなりました。
昔の記事ですが、読んでいただいてありがとうございます。
ミクロの世界はコケ以外でも魅力に溢れていて素晴らしいです。
  • URL
  • 2015/02/01 16:26

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よ2

Author:よ2
地味で共感を得難い、コケの魅力に取り憑かれ、観察や写真を撮りにでかけ、コケグッズを集めたり、つくったりの日々。コケ一色の毎日を綴るコケブログです。http://kokeiro.com