京都コケ散策2  音無の滝

京都大原三千院 コケ目的の旅、はこうして朝早くから堪能した訳ですが、
10時も過ぎると中も外もすっかり激混み。
寂光院とかにいこうかなーとか、少しウロウロ。
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近寄れないので、定かではないですが、「ホンモンジゴケ」ぽい群集を発見。
これ、そうだったら結構広い~! Nさんに見せたいなー

そしてさてどうしようかと悩みましたが、三千院裏にある「音無の滝」に行ってみる事に。

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「音がしない」のではなく、声明の天才的演奏家が、ここで練習した際に滝の音と同調して、音が消えたように感じたという事から、付けられたそうです。

漬け物屋さんでキュウリをかじりながら、おじさんにもらった「絶景ポイント案内」に書いてあって気になったのです。三千院に一番乗りのおじさんは、京都人のくせにこの滝の事は知らないそう。
そして、「滝」と言えば!もちろん 「滝」→「水」→「コケ」

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ということで、京都でハイキングと相成りました。
それにしても、ここ一歩、裏手に入っただけで急に静かになります。
人いません。
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山中、水がしたたるコケスポット。近づいてみると。。。

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みずみずしいですね。これは初夏なんかよさそうです。

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キラキラ★

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シラガゴケのみんなも。 このコは本当にかわいい。犬で言えば、トイプードルを見た人十中八九が「かわいい」というような感覚でしょうか。コケ盆のかわいさは語るまでもなく、何処にいてもかわいいやつ。 

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胞子体祭りのまっただ中。朔が熟すのはまだもう少し先のようです。

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地衣類。不気味なこの方達は、結構好きです。おそらく「コアカミゴケ」かと。
その口紅、赤すぎじゃね?塗り過ぎじゃね?って感じです。
一番上にある二個のうち、下の方の赤いヒト。なんかセクシィ~ですね。挑発してますねー

赤いと言えば、
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アカイチイゴケ。

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ワインレッド系の色合いで、奇麗です。山の中の薄暗いところにあるようですね。

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「クモノスゴケ」っぽい? もしくは、それに似たコケ。そうだとしたら、なぜにクモの巣?

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「イヌケゴケ」的なコケ。 たぶん。 基本分類にはそこまで力入れず、採取もしないので曖昧です。

という感じで、結局大原には到着してから5時間以上費やしたことになり、次の目的地へと向かった次第です。
バス停に向かう途中、藁葺き屋根がありまして、遠くからでもコケの緑がわかる、立派なものでして、、
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近寄ると、、、
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コケ以外は、藁だと思っていたもの大部分が、地衣類だったのに驚きました。
黄緑色のコケのまわりに直立している、サンゴみたいな白っぽいやつ。ハナゴケ科のなんかとかでしょうねえ。

地衣類も多くが「○○ゴケ」となっていて、さも苔の仲間かと思ってしまいますが、別の生き物です。
さっき登場したセクシィーさんも「アカミゴケ」って「コケ」ってついてますね。
地衣さんは、、菌類と藻類からなる共生生物です。
地衣類の構造は菌糸からできているそうです。コケ植物と混同されますが、地衣類は菌類であって植物ではないのです。ここらでいう「コケ」=「苔」ではなく、「木毛」の方から由来しているのでしょうね。

いわゆる「木毛」のような者達を総称して「コケ」としていたようなので、
広義なコケ、狭義なコケが混ざってしまっている現状では、これ、興味ない人、絶対わからないよね。
そもそも、どうでもいいのかもしれないけど。

石川県では「きのこ」を「コケ」というようですし、海苔だって「苔」ついてますからねー。でも生態は全く違うのですよね。なので、地衣さんは、コケの一種でもあり、一種ではないのです。

京都記録はさらに続く。





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よ2

Author:よ2
地味で共感を得難い、コケの魅力に取り憑かれ、観察や写真を撮りにでかけ、コケグッズを集めたり、つくったりの日々。コケ一色の毎日を綴るコケブログです。http://kokeiro.com