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ミクロの森へ

スクリーンショット(2011-01-26 16.42.19)

「ミクロの森へ ~コケの詩~」 をご存知ですか?
高野さんという学校の先生でもあるらしい方の書かれたコケ満載の詩集。出版は5年くらい前のようですね。知りませんでした。

なにがどうしてだか、本当にたまたま見つけたのですが、ネット検索すると出てはくるものの、在庫があるショップはどこもなし。画像もなし。

竹林館という、ちょっとマイナーな出版社から販売されているこちら、
最寄りの本屋に取り寄せ依頼をしたところ、
1ヶ月以上も待たされた、なんとも時間がかかった一冊です。

表紙の美しいイラストはさることながら、本編がまた素晴らしい!

そもそもコケがテーマの詩集って、相当珍しいですよね~
ふだん詩とかって、まったく読もうとも思わないのですが、コケで詩を書くという発想に興味がでます。

そして、なにが良いって、コケを眺めている私ら人間目線ではなく、
それぞれのコケ目線で語られているところが可愛らしい。 
そして、僅かな文章の中に、それぞれの外見的特徴など、的を得た生態が凝縮されているのです。

スクリーンショット(2010-02-24 19.53.08)

たとえば、「ホソウリゴケ」という詩、
ギンゴケとの仲の良さを語っていて、ギンゴケといるとホソウリゴケは安心して思わず、葉と心を開いちゃうそうなのですが、
これって、ホソウリゴケとギンゴケがよく一緒に生えていること、よく似た両者の違いとして、ホソウリゴケは湿ると葉が茎から離れて開くことをよく表現されているな~と感心します。

ホソウリゴケはギンゴケに憧れているようですよ。ギンゴケの銀色に輝く姿を羨望の眼差しで見ているようです。
そして、ちょっと自分に自信がないみたい。。私は大好きですけどねぇ。

当のギンゴケはというと、そこは銀さん、包容力があるナイスガイでありますから。
やはり、そのままのホソウリゴケでいいって言ってくれているそうです♪ 微笑ましい。


そういった、詩を読めば「どんなコケなのか」がわかる、図鑑を見るような面白さもあるし、コケ自身が感じている想いなんかを代弁していたり、コケの楽しさを満喫できる、コケ好きさん必読の一冊です。

気になるラインナップは、コケ観察の仕方を指南した内容のものから、ギンゴケやコスギゴケ、スナゴケ、ジャゴケなどの身近なコケをテーマにしたそれぞれの詩、 そして絶滅が心配されるウキゴケや、ヒカリゴケなどにスポットをあてたものなど、総勢33種ほどのコケ達が出演しています。

プロローグとエピローグなんかは、ちょっと壮大で、色々考えちゃいますよ。
と、なんだかすっかり宣伝している感じになってますが、詩そのものが期待以上に素晴らしくて、
「詩って悪くないな」と思ってしまったので、(いや、むしろ詩っていいかも。。。)
大プッシュしときます。 ぜひ一度!


P9295590.jpg
ボクらもでているヨ!!(「ミカヅキゼニゴケ」より)



それにしても、プライベートでコケを追求してると、なんか仕事関係でもシンクロすることが多々。
例えば、コケとアクリルで遊んでいると、とあるアクリルキューブに関わったり、
コケで紙すいて遊んでたら、仕事の所用でちょっと和紙について調べる事になったり、
(その際、コケ和紙はさすがになかったですが、シダ入りの和紙には出会いました)

そして、仕事で詩に関するものが出てきたかと思ったら、コケを追っててもこの詩集が出てきて、私生活でもすっかりコケ詩にハマり。。。  おかげでちょっとだけ仕事でも役立った部分も。詩への免疫ができて。



どれも、どっちも関係なく、こっちを調べてたからそれが出てきた。。とかではなく。
本当にたまたま、私の元にやってくる時期が重なったというか。 なんだこれっていう偶然。似たことを引き寄せてるのか、なんなのか。

不思議。


そして、そんな私がコケにどっぷり浸かっている事を職場の人は皆知らない。へへっ。




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よ2

Author:よ2
地味で共感を得難い、コケの魅力に取り憑かれ、観察や写真を撮りにでかけ、コケグッズを集めたり、つくったりの日々。コケ一色の毎日を綴るコケブログです。http://kokeiro.com

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