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束芋の展示会に行く

  • 2010/03/03 02:31
  • Category: 余暇
去年、友人のよっしーから教えてもらった池田学展示会情報。
聞いた翌日が最終日だったという上野の森美術館で開催された「ネオテニー・ジャパン」
日本屈指の現代美術のコレクターとして知られる精神科医・高橋龍太郎氏による、現代アートの今をときめく若手作家の作品が一同に集結した展示会。

大慌てで向かったけど、もちろん私の最大の目的は池田学の作品
これは、もう圧巻!!大好き。
そのまま正面を陣取り、気づいたら20分近く眺め惚けていた。

目的を果たして、大満足の状態。せっかくだからと他の作品も丁寧に見ていく。
昔、現代アートは好きになれなかったなー。
何を言っているのか、何がしたいのか、うまいのか、下手なのか。
なんだかさっぱりわからなかったから。

今でも決して理解はできないな。というか、彼らの脳は凡人のスケールをはるかに超えているし。
私がぱっと見たところで、すべてを悟れるような浅い作品はないし。
でも、そこに「何か」を感じるときがある。。。。
なんだかわからないけど、心に引っかかる。残る。 考える。。。。。

大人になってきて、いろいろな経験やしがらみや面倒なことが増えてきて、
そんな目を通してちょっとだけ見えるようになってきた事があるかもしれない。かも。

なかでもぶっ飛んだのが「束芋」。
小さな和室にちゃぶ台。そこから見える「にっぽんの台所」
なんともシュールで、コミカルで。
唖然。 であった。

最近で言えば話題の映画「悪人」、あの原作はもともと新聞に連載されていたもので、その挿絵をかいてたのがこのかたなのですね。
YouTubeにちょっとだけあったので。 私が特に好きなのはこれじゃないけど。




去年、今回の展覧会があるのを知って、絶対に行こうと決めていて、最終日前日ギリギリセーフ。横浜美術館で開催された個展、「束芋 断面の世代」をみることができた!
束芋さんは、私と同じ同年代1970年世代。この個展は、この世代をテーマにしたものらしい。
団魂世代を親に持つ私たち「断面の世代」と団魂世代とを比較しながら、集団と個の関係の違いを表現しているようだ。
団魂の世代は、集団の中で自分の役割を見いだし、認識するのに反し、団魂ジュニア世代は、一人で何でもできる器用さを持ちながらも、集団のなかでそれを生かし大きな力をさらに生み出そうとはしない。
束芋さんは同じ世代、といったけど、それでも2歳ほど違い、その2歳がまた大きなギャップを持っている事が彼女の考えを読んでうかがえる。

アニメ、アイドル、ドラマ。ファミコン、ポケベル、ケータイ。ルーズソックス。
昭和50年前後生まれって、全体の世代の中でもなんか、個人的に思い入れるものが以前からあるのです。そりゃ、自分が生まれた年代なんだから、当然なんだけども。きっとこの頃の昭和生まれは、何となく皆同じ想いをもっているんじゃないかな。 アニメやアニソンで一番盛り上がるのは、70年代、80年代のアニメ達だし。ちょうどこの頃の世代が一番夢中に見ていたように思えるし。
ポケベルや、ケータイ、ルーズソックスが学生の必須アイテムになる場を目の当たりにしているし。まさに当事者だし。
でも、わずか1,2年上の束芋さん世代は、私のときとはまたちょっと違ってたりもして。
1コ上の友人も、やはりルーズソックスは未経験で、女子高生生活を満喫しきれなかったという。

昭和から平成へ。 おそらく、次の年号も体験するのだろうし。
私たちの世代は、昭和よりも平成での生活の方が長いんだよね。平成を満喫しつつ、昭和を懐かしみ、昭和で盛り上がれる。でも個々に微妙なズレもあって、なんだかちょっと一括りにできない複雑な世代の印象。 
バブルに、崩壊、就職氷河期。 そんな時代に振り回され、世紀末を経験している世代。

特別視はしないけど、なんだか貴重な時代に生まれ、過ごしている気がする。

これからの日本、世の中。 この世代を中心に回っていく事への期待と、不安をちょっと感じつつ、自分世代という立ち位置について、束芋さんの作品を見ながら色々物思いにふけってみました。
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Author:よ2
地味で共感を得難い、コケの魅力に取り憑かれ、観察や写真を撮りにでかけ、コケグッズを集めたり、つくったりの日々。コケ一色の毎日を綴るコケブログです。http://kokeiro.com

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