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チェンマイでコケ観察

で、8月の後半にチェンマイに行ってきたわけですが、
お目当てのドイインタノンは、市内から車で約二時間の場所にあります。

タイ語で「山」のことを「ドイ」というようなので、「インタノン山」ということになるわけです。
このドイインタノン、標高が何気に2550mとかあってそれなりに高い。
でも、車でそのまま頂上まで行けてしまうんで、大変なことは何一つもありません。
国立公園なので、入場料をとられるのですが(外国人は結構とられる)、入山してお金払ってからもひたすら車で上るのぼる。山入ってから一時間くらい走ったので、やっぱ高いんだよなあ、と実感。

 ドイインタノンの植生は、標高1000m前後を境に大きく変化して二分化されるようです。
上の方では、ブナ科やクスノキ科、ツバキ科など乾季でも落葉しない常緑性の種が多いとか。

事前に「日本熱帯生態学会」のニューズレターをぼんやり読んでいて上記のことが書いてあったので、車窓から山の様子をずっと眺めていたのですが、なるほど木の種類はよくわかりませんが、途中からガラリと様子が変わるポイントがあったように思えます。

8月。
タイは、雨期のまっただ中。
そして、標高2550mの山、市内も雨。
もちろん、頂上は雨。
雨、というかどしゃ降り、横殴りの。

P8200819.jpg

まあ、でもそんなことは想定内。カッパを着て、カメラをビニールで包み、傘をさしながらいざ出発!

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こんな感じのデッキ状のトレイルコース。
これが500mほど続いており、なんの苦労も感じず頂上を観光できるのです。
気温は、この時で10°くらい?乾期は2,3°とか。
アウターとは無縁のタイ人が、ここぞとばかりに着込んで涼をとりにくることでも人気の観光地なようです。

たいていは、この下の記念仏塔「ツインパコダ」とかいう場所や、庭園、滝なんかを一連に巡る一日コースをチョイスする方が多し。
このトレイルコースなんかは、そのごく通過点にしか過ぎないわけですが、私としてはここを思う存分堪能したい。というか、ここだけで良いわけで。
なもんで、日本人向けの運転手つきレンタカーを手配しました。

事前に、レンタ会社の人とこの日のコース配分で超メールのやり取りをしていたのに、なぜか運転手のおっちゃんには、ちゃんと伝わってなかったようで、通常10分もしたら駐車場に戻ってくるはずのコースで、まったくもって私が帰ってくる気配が微塵も感じられず、おっちゃんは軽くびびっていたとか。旦那談。

そんな、大雨の中のウキウキコケ観察会。
大きい画像は切れますが、テキスト枠を広げられないので見苦しいのはスルーしてください。

P8200824.jpg

P8200835.jpg

P8200842.jpg

P8200846.jpg

本当は、ルーペでじっくり見て、スケッチして、写真とって~ 帰国してから調べて~
なんて、考えていたのにこの雨。ルーペで見るのも一苦労。
カメラも傘をさしながらの片手技。

採取するわけにもいかずで、やはり何コケなのかなんて分かるわけもなく。。。

P8200968.jpg

でも、これでもかっ!と水分で満たされたコケ達は、超元気いっぱい。
元気よすぎて、さらに何のコケか分からなくなる一方。

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胞子体祭りが始まりそうな予感の頃合い。
この赤いのは、サク?! 雨のせいなのか、キラリとビーズがついているよう。

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P8200899.jpg
メインだったコケ。いたるところにマットができていて、ふわふわー

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上を見上げれば、枝という枝がすべてコケで覆われている。
雨風が凄くて、あんま上も見上げる事ができなかったんで、物足りなさがっ!!

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P8200940.jpg

よだれが出そうな、垂れ下がるタイプのコケわんさか。
キヨさんのような繊細なものではなく、ダイナミックでゴッツイ感じ。
図鑑で軽く見た感じだと、「タカサゴサガリゴケ」とか「サメジマタスキ」とかかなー。
この二種の分布は、「熱帯アジア」とか「タイ」ってなっていたので、少なからず混ざっていた可能性も高いかもしれません。

この雨の中、どれくらいいたかというと、たぶん二時間くらい。
さすがに観光客がほとんどいなかったけど、それでも二時間もいるとちらほら時たま4,5人の集団が通り過ぎて行きます。そして通り過ぎるたびに、背後から笑い声が。

どうやら私が笑われとるようでした。
途中、旦那に「なんか、タイに来てまで笑わている気がする」というと、『あきらかに怪しいから』だと。
「ジャパニーズクレイジーガール」だと。

DSC00886.jpg

DSC00882.jpg
まあ、「ガール」でもないんだけどね。


P8201013.jpg
P8201014.jpg


地衣類もハンパねえ。
これでもかっ!とつきまくってる。

P8201009.jpg


「あ、ギンさん発見ー!」と声をかけたら、「違う違う、ギンはこっち」という声が聞こえた気がして?!(苦笑)近づいてみたら確かに違った  ↓ 間違えたコケ
P8200995.jpg

ギンさん↓
P8200998.jpg

この間違えた方のコケ、一本とってみたら
P8200997.jpg

長っ!

P8200902.jpg
クラマゴケ(シダ)系かなにかかなあー この色!凄いですねえ。サンゴみたい。


そんなかんじで、雨なかったらあと一時間半くらい追加したかった、不完全燃焼の頂上観察。
駐車場付近もそりゃあもう、興奮の連続で!

これは、乾期にもまた来なければな!と心に誓ったのでした。

つづく。






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Comment

おねえ

タイね。その昔、格安ツアーで一人旅したなぁ。
こんな苔パラダイスだったんね

先日行った板敷渓谷行く途中のクリスタルライン(標高1600くらい?)の林道もなかな。
苔やらシダやら、高級絨毯みたいなふっかふかな苔壁とか。 
次回ぜひ
  • URL
  • 2011/09/03 23:42

colorfulwater

楽しかっただろうなぁ~、次の記事に期待
  • URL
  • 2011/09/05 00:46

よ2

雨期だったからよけい、コケパラだったよ

今年も残りわずか、白駒やその他もろもろ行けるのか、、、?!
  • URL
  • 2011/09/14 13:32

よ2

colorfulwater さん

傘が必要なければ、言う事なしでした~(笑)
  • URL
  • 2011/09/14 13:36

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プロフィール

よ2

Author:よ2
地味で共感を得難い、コケの魅力に取り憑かれ、観察や写真を撮りにでかけ、コケグッズを集めたり、つくったりの日々。コケ一色の毎日を綴るコケブログです。http://kokeiro.com

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