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ミドリのサンカクボウシ

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コケ合宿ことコケフォレー、フィールドワーク1日目は標高1230mの「K.K.W」にて。
ここは現地で「コケコケワールド=K.K.W」と呼ばれ、普段そう簡単に足を踏み入れる事はできない場所です。

ミズゴケの絨毯を「ごめんね〜」と言いながら踏みしめいてかねば進む事ができないほどの、むせ返るようなコケワールド!
そんなどこから手をつけて良いか悩んでしまう場所で、まず一番最初に注目したのがコチラの葉っぱ。

同じ枝のどの葉も全てが葉上苔類だらけ!しかし中でも一番気になったこの葉。

早速ルーペで覗いてみると「あれ、もしや」のあの子。
その場では自信がありませんでしたが、やはりあの子でした。

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「ナガバムシトリゴケ」
熱帯性のもので珍品だそうです。

去年、苔類屋のMさんに教えていただいて、そのあまりの小ささと不思議なカタチに驚愕したのですが、
「サンカクの帽子みたいのがひょーっと立ち上がってる感じ」的なことを教わり、
その翌日に、別の場所で早速発見することができた思い入れのある苔類の一つでありました。

このコケは葉の一部が変形して虫を捉える袋のようなものがついており捕虫嚢となっています。
さながらウツボカズラを彷彿とさせる食虫植物のようですが、実際に捉えた虫から栄養を得ているかどうかは不明だとか。でも栄養を得ないのであれば、なぜ捕獲する必要があるのでしょうね?!
この小さいコケのさらに小さいこの仕掛けには、一体どんな日々の物語が隠されているのか、
そんな事をレンズ越しに考えながら、気分はすっかり袋の中。

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他にボウズムシトリゴケやイヌイムシトリゴケと三種類あるようですが、
今年も去年も葉先は細長い「ナガバムシトリゴケ」でした。

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その「ナガバ」の部分をアップでみるとまあ可愛らしいこと。

ちなみに、さきほどの葉はベースがヨウジョウゴケとヨウジョウクサリゴケで覆われており、
その隙間をぬってところどころに、ほんの少しだけムシトリがいらっしゃいました。



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とにかく小さい。

小さいながらもくっきりと影を落とす姿は、また可愛らしいのでした。

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プロフィール

よ2

Author:よ2
地味で共感を得難い、コケの魅力に取り憑かれ、観察や写真を撮りにでかけ、コケグッズを集めたり、つくったりの日々。コケ一色の毎日を綴るコケブログです。http://kokeiro.com

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