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京都コケ展 振り返りの続き

京都コケ展では2日目に行けそうだと分かった時から楽しみにしていた講義。
京都医療科学大学非常勤講師 青野美幸さんの「コケが語られる 文学に現れる苔」

日本における庭園の歴史から、美への価値観に纏わる話まで、
コケを飛び越えて幅広い話で、とても面白かった!

コケに関することだけに絞った内容と思った方もいらっしゃったようで、
そういった方達には、少々期待はずれもあった模様です。
でも、長い時代の中で、コケの位置付けも都度変わってきていますから、
どういった扱われ方でコケが登場してくるのか。
その時代背景や、価値観の違いなど、当時の様子を少しでも垣間見ることができたような話の展開は、
私的には、とっても興味深く聞くことができました。

また、苔が登場する歌は多くはなくとも、ぼちぼちあるわけですが、
そんな万葉集の中でも、「コケを美しいものとして、歌われたものはたった一つしかなく、
しかも古今和歌集の中には、その視点では一首もない」という事実には、驚きでした。

み吉野の 青根が峰の蘿席(こけむしろ)
    誰(た)れか織りけむ 経緯(たてぬき)なしに 」 
                         巻7-1120 作者未詳
吉野の青根が峰の苔は青々と美しく一面に生えている。あの苔のむしろは一体だれが織り上げたのでしょう。
  なんと素晴らしい!。まるで絨毯のように美しい敷物です。縦糸も横糸も区別がつきません


こちらが、その日本初!コケを時間の経過を比喩したものではなく、
鑑賞の視点として捉えた一首。
思わず詠んでしまった作者の興奮度合い、コケ屋でなくとも共感できる光景です。

和歌は、読解が難しいこともあって、今までは「苔」の文字が入ってるだけで、
気を惹かれてしまうわりには、内容ははて。。?という感じで、浅はかなことこの上ない。
先生の解説のもと、こうした視点の違いによる苔の登場を知ることができて、充実したコケ展午後となりました。

▪︎

おまけ

日帰りの弾丸とはいえ、夜は早い京都。
過ごし方に悩みましたが、

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とりあえずウサギノネドコに行って、もう暗いのに庭を見せてもらったり。。

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(活着しきれてないせいか、やはり維持に四苦八苦の模様。
トヤマシノブゴケやホソバオキナゴケなど。壁面緑化のお風呂場丸窓がかわいい坪庭。)

隣に新設されたばかりのカフェで、ケーキを堪能したり。。
(面白いのが、店舗に行った後にカフェに寄る、という同じ工程をみんなが辿る。
そのため、お店で会った人と時間差で、再びカフェで顔を会わせることに。)

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東寺の夜間拝観も満喫しました。

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京都に来ると、駅付近にはあまり目が向かず、東寺は何気に初だったような気がします。


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そして、東寺からすぐ近くにある「日の出湯」
地元人に愛される銭湯なのですが、ここがもう!とっても素晴らしかった!
まず、人がいない!(いても地元の人のみ、観光客が超少ない)
この日、日曜であるにも関わらず、後半は私独り占め。
レトロな木の靴箱に、レトロなモザイクガラスと木のロッカー、
床に天井に、レトロなタイルの浴槽に、蛇口に、
いちいちトキメク昭和なお風呂。でも、ものすごく綺麗で手入れがされていて。。
まさか、銭湯で感動するとは思わなかったけれども、とにかく良かった!

しかもいつのまにか、映画館付きのどデカイ、イオンができていてびっくり。
飲食もお寺も23時以降にやっている場所など皆無に近い京都では、
深夜上映は、かなり有り難く、バスの乗車までスムーズに過ごせたのでした。





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プロフィール

よ2

Author:よ2
地味で共感を得難い、コケの魅力に取り憑かれ、観察や写真を撮りにでかけ、コケグッズを集めたり、つくったりの日々。コケ一色の毎日を綴るコケブログです。http://kokeiro.com

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