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おじさん、ありがとう

  • 2010/08/06 09:25
  • Category: 余暇
注:長いです。すみません。

奥多摩の方と秩父に行ってきました。

鍾乳洞とかダムとかコケとか廃墟とか。
そんなのを見ながらの関東ショートトリップ。

P8045026.jpg

日原鍾乳洞。
超かわいい。 コケ屋根って素敵ー!

P8045042.jpg

極寒の鍾乳洞の中にもコケ達がちゃんといます。

P8045046.jpg
こんなカビのようなのと一緒にとか。

P8045049.jpg
カビっぽいのを近くでみると。。。
なんだろう。
エメラルドグリーンできれいな色。

P8045052.jpg

中はこんなに広い空間も。圧巻!

P8045064.jpg
露が光にあたってキラキラ。
基本、真っ暗なので、本来ならばほとんどコケはないかとは思うのですが。。
たぶんここのコケ達は、こうやって観光にできるよう整備されたからこそやってきたコ達な模様。

よくよく考えると、全てのコケがところどころに設置された蛍光灯の下でだけ生育しているようです。
水はあるから、この蛍光灯の光りで光合成してるのか!可能なのかっ!
とはいえ、もともとの胞子はどっからやってきた?って感じです。

だって、そんな風とかないし、ここかなり広いし。
奥深くにも生育してるってことは、ここにもどうにかして胞子がやってきたんだものねえ。
人の靴の裏とか、外から持ち込まれたにしても、それにしても
基本、胞子自体はいたるところに始終飛んでるのかもしれませんねえ。

P8045060.jpg
一円のドット柄。  置くにとどまらず、ついには張り付け。
我こそはとばかりに上の方にまで。すげえ。

ここ、弘法大師が修行したとか。寒いだろうに。
で、そのポイントあたりに水琴窟もあるのですが、
それが洞窟内に響いて、なんともきれいなハーモニーを醸し出していました。
今まで聞いた水琴窟の中でもヒット! たしかにこれは良い瞑想ができそう。

P8045059.jpg
一番乗りだったので、誰もいなくてのんびり、静かに堪能することができました。
コケも石も涼も楽しめて、なかなかのお薦めポイントです。

P8045069.jpg
ここの鍾乳洞付近も。そりゃあもうコケパラダイスで、奥多摩ってス・テ・キ!
新しい胞子体を伸ばしつつあるコケも。 もうそんな時期なのですねえ。 
このヒト達の見頃は10,11月頃でしょうか。

P8045029.jpg
最近やたら撮ってしまうハナゴケ科の地位類。奇妙すぎる。


そして、お次ぎはダムへと向かいます。
いわゆるダム鑑賞ではなく、目的は流木。
P8045072.jpg
こんな感じで、どうぞご自由に!  勝手に持ってってー!ってなってます。
ダムの天敵、流木。こうやって、各所で無料で配られているそうで。
海だけでなく、ダム流木もなかなかなもんです。だって、タダだし。

どうするんだって、ぐらいごっそりと入手して大満足な中、そそくさと次の目的地、秩父へ。

お目当ては「ザ・廃墟」です。

1時半くらいに目的地に近づいて、そろそろ車から降りようかとウロウロしだした頃、事件がおきました。

なんと、


P8045106.jpg

パンクしました。。。。。。
山道なので、落ちてた石にぶつかったのか。。
oh~~~~no~~~~~~

もちろん、ここは圏外。
目的地は廃墟ゾーン。

人家なんてあるはずもなく。。。
安全地帯に止めるためにも、そのまま徐行運転してみるものの、たちまち明らかに異様な音が。
ついにはホイールにまで到達しそうな音を聞いて、やはり断念。
とにかく歩いてみることにしました。

幸運にも1キロくらい歩いたところに工場があって、その事務所の横に簡易郵便局が!
事情を説明して電話をお借りし、しかも連絡中継地点にさせてもらい、そのままそこで待機。

幸い、都内でなく県内から業者さんが来てくれる、とのことで一時間半ほど待つ事に。
仕方がないので、私はふらふら付近を散策。

P8045097.jpg
こんなのとか、

P8045104.jpg

こんなん、

P8045102.jpg

P8045085.jpg

きれいな色、掲示板の壁とか

スクリーンショット(2010-08-06 0.22.46)

こんな、わかわかしい胞子体などなどを撮りつつ、ルーペで観察。
そんなこんなしてるうちに、あっっっと言う間に2時間半経過。

その間、旦那は郵便局のおじさんからこの辺りの昔話しを聞いていたようで。

昔むかし、ここいら一体は炭坑で栄えていたらしく、なんと3000人もの人が暮らしていたらしい。
学校もお店も病院も。映画館までもが揃っていたというから驚きです。

戦争での需要もあって、人々の暮らしは結構裕福だったようで、山奥に住んでる割には、みなさん身だしなみなどにも気を使われる、そんな生活の余裕も見られたとの事。

皆の台所的なスーパーもあり、新鮮な海魚も揃っていたとのこと。お風呂屋さんがあって、みんながそこに集うとのこと。

それがこの標高864mのこの場所で営まれていた当時の生活の断片。
そんな話を色々聞いていたようです。

時刻は、4時半を過ぎようとしています。(業者、おせぇー)
郵便局は4時まで。
おじさんは「いーよ。いーよ」と普通に開けといてくれてました。

そしてやっと、思わず遠回りの方の道で来てしまったという業者さんが来てくれました。
スペアタイヤへの交換で、その間わずか10分少々。
この為にずっとアナタを待っていたのよ、アタシたち。。。。

止めてた車が遠く、業者さんの車は定員二名。
「このままここで待ってるよ」という私に、郵便局のおじさんが「いーよ、いーよ」とご自分の車で私たちの車まで送ってくれました。(郵便局はそのまま、戸締まりはいいのかっ!?おじさんっ)

その間もやっぱり、「ここは草が伸びすぎて何にも見えなくなったけど、そこに病院があってね、外科も内科も揃ってたんだよ。」
「あ、あの高い建物が映画館だよ。」 「業者にもし追加料金とかいわれても了解しちゃいけないよ」
とか、アドバイスとか昔話とかしてくれました。

そして「じゃあね~」とさわやかに手を振って郵便局に戻られていきました。


P8045121.jpg

これが話に出てきたお風呂やさん。

P8045117.jpg

ひっそりと姿を隠しながら静かに佇む廃墟の数々。
かつてここに3000人も住んでいたなんて。。 

P8045115.jpg
 

DSC00115.jpg

DSC00119.jpg

朝6時半に朝食を食べてから何にも口にしないで、こうなってしまったので、空腹がとにかくつらかったのですが、
それ以外はルーペとカメラのおかげで、拍子抜けするほどあっという間。

帰りの車中でも、何となくそれなりの満足感をなぜか得ているのは、なんだかんだ言ってもちゃんとコケ観察できていること、人のやさしさに触れたこと、貴重なおもしろい話が聞けた事。
なんかで、それなりに楽しい一日になっていたことに気づいたのでした。

これがもし土日の出来事だったら。。。と考えるだけでも恐ろしいです。平日ラッキー。

レンタカーですが、パンクはなんとタダ! 返却も少し遅れたけど問題なくで、尚の事満足満足。

ルーペとカメラは、不測の事態にもしっかり対応できる素敵な道具。
そしてミクロ観察は、どこでもできて良い時間つぶし。
自分、なんて良い趣味をお持ちなの~!と自画自賛。

そしてなによりも、おじさん、ありがとうー!
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Author:よ2
地味で共感を得難い、コケの魅力に取り憑かれ、観察や写真を撮りにでかけ、コケグッズを集めたり、つくったりの日々。コケ一色の毎日を綴るコケブログです。http://kokeiro.com

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