スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

祝刊行!「奥入瀬自然誌博物館」

1_201604081113388c9.png

昨日、身に覚えの無い届いた宅配を開封してみると入っていた一冊の本。

........................................................................
「奥入瀬自然誌博物館」

〜 立ち止まるから、見えてくる 〜

大きな自然をかたちづくる、小さな自然。
足早に通り過ぎていくだけでは決して見えてこない、
立ち止まるからこそ、見えてくるもの。
歩く、見流すだけの観光地から「観る」を味わう観光地へ。
驚きと感動、そして不思議に満ちた世界へようこそ。
奥入瀬観光史上初の本格的エコツーリズム・ガイドブック
...............................................................................................

まあ!おいけん(=NPO法人奥入瀬自然観光資源研究会)が何やら凄いものを出版したようだ!
早速パラパラしてみると、写真も沢山!で内容の豊富さがそれだけでわかるほど期待感が募り、思わず興奮しました。

私が奥入瀬に行ったのは、たった一回。
おいけんの方達にもお会いした回数も多くはないけれど、仲良くしてくれて色々良くしてくださるのです。
(何かふっていただいても、少しもプラスにしてお返しすることができないのに。)

奥入瀬は、ふらっと何も知らずに歩いたとしても「凄い良かった!」と言える場所ではあります。が、
おいけんの方達のように、あらゆる尺度、あらゆる角度で、景色を見尽くす術を伝えようと
必死で頑張っているのを少しでも体感すると、意識も視界もだいぶ変わります。
私のようにたった1回の奥入瀬経験でも、
特別なものに感じますし、より深く知ることができている感があるものです。

2_2016040811134046f.png
カラー写真もたっぷり!
生き物のアレコレだけでなく、流れのしくみを読み解く術から、森の仕組みまで。

3_20160408111341a9b.png
コケは当然のことながら、隠花帝国ならではのキノコや粘菌、冬虫夏草。。
4_20160408111342d4c.png
地衣類も勿論!

5_2016040811134423e.png
野鳥にカエルに魚についても。
奥入瀬に関わる大きいものから極小のものまで、全ての関わりを丁寧に紹介しているので見飽きません。
青森に行く予定は皆無だったとしても、
どこの地域でも役立つ目線を授けてくれるのは、著者の河井さんの相変わらず美しい写真と、
わかりやすい文章だからなんでしょう。
それにしても、ホント写真がいつも素敵。これもやっぱコンデジなんだろうか。。

▪︎

「奥入瀬は自然の博物館」
河井さんが何度も繰り返し言っている事ですが、
そこにある自然全てを「展示物」としてみた場合、
やっぱり足早に通り過ぎても、車窓から渓流を眺めたとして、なんら意味はなくなります。
何か見落としてないか、どんな小さなカケラでも気になるし、それを得て初めて見えてくるものもあるし。。
少し前に奥入瀬名物の「コケテーブルのコケが剥がされた」事件では、
一般的には「剥がして当然」的な意見が主流であることに驚きました。
「そもそもテーブルは使うものだから、使えるようにして何が悪い」的な。
「コケが生えるまで放置していた管理者オカシイ」的な。

多くのコケ友が憤慨し、私も同じような気持ちに当然なりました。
「自然の博物館」を意識すると、コケテーブルも展示物の一つであって、
本来のテーブルの役目を果たしていようが、腐っていようが、
危害を加える状態でなければ、そのままなのが正解なはず。
気に入らないからと、個人の見解で勝手に手を加える行為は、普通の博物館内での出来事で考えると異常です。
だから、この時論争されていた「コケなのに」「コケだから」という観点での争いは、
少々論点がズレているな〜とも同時に思ったものです。
価値観は人それぞれですから。
コケに異常に愛情を持つ私達もいれば、コケなんて目障りなだけ、という人もいますし。
世界遺産であってもお構いなしにラクガキするのも人間、守るのも人間。。。
どの世界にも、いつの時代にも、自分と反する行動をするのが人間。。。
ある意味乱暴に言ってしまうと、この愚かで悲しい結果の景観すらも、
「自然な流れでできた自然の展示物」として客観的に冷静に見ている自分もいました。
人間の手が加わった作品が、よりにもよって愚かさをわざわざ伝えるものになるのが悲しいのですけれども。

とにかく、ごく一般的な人の見ている世界と、
奥入瀬側から見る自分の世界とのギャップに非常に驚いたものです。

自然の楽しみ方は、もちろん人ぞれぞれですが、
見落としているものがあまりに多い事を知る人を少しでも増やそうとしている、
「鑑賞」目線の奥入瀬の提案は、単に「保護地区」というだけで済ませない自然への真摯さを
凄い感じて素晴らしいなあ〜といつも思って密かに応援しているのです。

コケをはじめ、様々な生き物の価値観を押し付けても無駄だな〜と近年痛感していますが、
同じような目線で見れる人がどんどん増えたらいいな〜と、本を読んで心から改めて思うのでした。
あ〜奥入瀬行きたいっ!!

本書をぜひ読んでみたい方は、4月下旬ごろからおいけんで通販が可能になるようですよ。
★ 一般販売は600部限定だそうです!どうぞお早めにお求めください!
詳細は上の矢印リンク先をご覧くださいませ。


【問い合わせ先】
NPO法人奥入瀬自然観光資源研究会
(電 話)0176-23-5866
(メール)info@oiken.org
※事務所を不在にすることが多いため、お問い合わせはなるべくメールにてお願い致します

観察会ふり返り

先日開催した、オカモス関東(岡山コケの会関東支部)での顕微鏡観察会ふり返り。

P2210567.jpg

2月という寒い時期ではありますが、当日は寒さも和らぎ、前日の雨のおかげで程よい湿り感。
午前中は、学校の周辺をプラプラして、採集しながらフィールド観察。

P2210557.jpg
《何も変化が無いような土を採集する先生。極小ハマキゴケがいた。恐るべしコケ目線》

午後は各自、自由きままに顕微鏡観察しながらも、逐一細かいレクチャーを入れていただくため、
他の人も混ざって講義に聞き入ったり。。

P2210571.jpg

P2210572.jpg
《顕微鏡とモニターを連動させて、一斉に見ながら解説を聞けます。前のめりでモニター前を陣取る人、作業をしながら聞く人。様々。》

合間合間では、持参した不明なコケも同定してもらうなど、結構盛りだくさんで楽しめたと思います。
しかも、多くの方が顕微鏡をお土産に帰路につかれたので!
まあ、なんとも豪華な会であった!と、主催者としてはやってよかったな〜と満足気です。(全部先生のおかげ、おんぶにだっこ状態ですが。。)

P2210579.jpg
《ギンゴケを採集した方から少し頂いて、すっかりコツを掴んだクマムシ捕獲をしてみました》

P2210581.jpg
《尖ったろ紙は、カバーグラスからはみ出た水を綺麗に取れるそう。なるほど!》

ところで、
今回の会の中で私的ヒットは、先生自身の話いろいろ。
コケ講義自体にももちろん色々ヒットはあるのですが、今回は隙あらば聞きたいことリストを用意して、
先生へインタビュー的質問をちょこちょこしてみていたので、それが良かったのです。

例えば、
Q:一番好きなコケは?
A:う〜ん。。一番好き〜?う〜ん。。

Q:では、一番得意は?
A:センボンゴケ科! (先生が、何専門かそういえば知らなかった!何と恐れ多いこの質問。でも確認してみた)

Q:コケを始めるきっかけは?
A:高校3年のとき、それまでやっていたシダの勉強のため、
本屋に注文していた保育社のシダ図鑑を取りに行ったら、なぜかコケ図鑑だった。
そのまま読んでみたら、シダより標本作りが簡単そうで興味が湧いた。そしてコケ屋の道へ。。。
(何と本屋のオヤジの間違いがきっかけという仰天話!もしおっちゃんが間違えなかったら、日本の蘚苔類学も少し事情が違っていたのかもしれませんね〜)

Q:学生の時の卒論的なものは、コケのどういった勉強をされていたのか
A:ゼニゴケの無性芽の成長について
(内容の詳細は省きますが、セン類一筋かと思いきや、学生時代は何と苔類もやられていたとは!)

Q:フィールドで危険な目にあったことは?
A:沖縄で超巨大なハブと遭遇したとき
(ここから派生して、他の先生の危機話なども色々聞けたのでした)

Q:コケ目当てでどこの外国に行きましたか?
A : ブラジル
(ここから派生して、海外からの標本持ち込みの仕方についても色々伺う。が、あまりの大変さに庶民にはなかなか敷居が高すぎることを実感。やはり海外では気軽に採集はできぬ模様)

と、まあこんな感じで雑談的に色々聞いてみた話が、個人的に興味深く面白かったのでした。
用意した質問は全部は聞ききれなかったのですが、
図鑑以外の本を書かれていなかったり、講演などもあまり聴く機会のない先生達自身の話って、
そういえば、お会いしてもじっくり聞くことってしてなかったな〜!と最近になってようやく気付くアホな次第。。
ついコケそのものへの質問ばかりになってしまいがちですが、
こういったコケ屋の生態って、オモシロイ!
以前、苔類界のドン・F先生もコケにハマるきっかけは「セン類だった」という話も意外だったしなあ〜。
また以前、コケ友さんと先生に教えていただいた、巨匠のエッセイ的文章。
遠い遠い遥か彼方な存在の大先生ですが、その隠れたマニアックな趣味や、学生とのエピソードなど興味深い生態がいろいろ書かれていて、楽しく拝見したものです。
面識の無い先生でさえ、興味深いのだから、いつもお世話になっている先生たちならなおのこと。

コケ屋図鑑とか欲しいから誰かまとめてくれないだろうか。

顕微鏡(※2/28追記アリ)

注)下記内容は締め切り終了しました。

昨日は、オカモス関東支部にて顕微鏡観察会を行ったのですが、

※オカモス........岡山コケの会というコケの愛好家が集まる会。全国に会員がおり、アマチュア向きだが研究者の多くも在籍、顧問をしているため、コケ好きならば入っておいて損はない会。年2回会報誌発行。

その内容はまた後日で、取り急ぎお知らせデス。
まずは、オカモス会員へのメールでも告知したばかりなのですが、
ここを見に来てくださったマニアックな方にもお知らせいたします。

★★★

関東支部の顧問をしてくださっている木口先生が勤めていらっしゃる高校の理科室には、
買い換えたために行き場を失った古い生物顕微鏡が沢山あります。
古いタイプなので、ミラー式で単眼ではありますが、なんとケースつき!
これらをコケ好きな方達のために、一挙に大放出してくれるそうです。
送料のみ着払いでご負担ください。

コケを始めてしばらくは、平凡社の図鑑も保育者の図鑑も価格が高すぎるし、専門的過ぎるので
「ま、とりあえずいいかなあ」と思ったりします。
顕微鏡に至っては、「あれば嬉しいけど、高いし、そこまではなあ。。。」なんて思ったりもします。

ところが、この二つの図鑑が手元に無いと同定はまず不可能だということにすぐ気がつきます。
そして、図鑑を手にしたところで、顕微鏡が無いと話しにならないことにも、すぐ気がついてしまいます。

実体顕微鏡レベルでは、ルーペや高機能マクロレンズのデジカメでカバーできなくも無いのですが、
胞子のなんたらや、細胞のカタチ、大きさ、細胞壁の具合、パピラ。。。。。etc..
なんやかんやは、もう顕微鏡が無いとお手あげ状態。

以前、同定したいのに顕微鏡がなくてもどかしい状態を打破すべく、
今あるもので、どうにかならんか、試行錯誤ジタバタした事があるけれども、
その時にここでいただいたコメントは、やはり「顕微鏡を買ったらいかがですか」というアドバイス。
とはいえ、そればっかりは、ポイと出せる金額でないので、図鑑のように決断できずにいたものです。

顕微鏡も図鑑もあらゆる環境が揃っても、なおも同定できぬ難しさに唸る日々なので、
何も揃ってないのに、同定しようとしていたかつての自分を思うと、
やはり今の私なら「つべこべ言わずに顕微鏡を手に入れろ」と言うかもしれません。

そんなわけで、ずっと悶々とされていた方には朗報ですね!
まずは、コチラで同定のイロハを実践してみて、
ゆくゆくはさらに使いやすい顕微鏡を揃えていかれてはいかがでしょうか。

台数に結構余裕がありますが、先生の作業上の都合で今年の3月中旬までの申し出にしてください。
先着順なので、お申し出の時点で残数を超えていた場合はご了承くださいませ。

木口先生への連絡先→ gu9876jp★yahoo.co.jp(★をアットマークに変えてください)


※2/28追記:申し込み多数により終了しました。
すでにご連絡いただいた方で、まだ先生から返事が来ていない方は、
予定数をオーバーしている可能性もありますが、その時はご了承ください。
そして対応に追われているようなので、連絡までもう少々お待ち下さいませ。

P2210583.jpg





観察会のお知らせ

世話人をしています岡山コケの会関東支部にて、
以下の観察会を計画しました。
会員でなくても受け付けることにしましたので、
ご興味ありましたら是非ご検討ください。

______________________


【観察会のお知らせ】

~顕微鏡によるコケの観察会~ 

●開催日:2016年 2月21日(日)

●開催場所:埼玉県立庄和高等学校
http://www.showa-h.spec.ed.jp/?page_id=35
●講師:木口博史 氏(オカモス関東顧問)

●集合:10時頃 ( 最寄り駅: 南桜井または春日部からバス「庄和高校」下車すぐ)
●解散:15時頃を予定
※ 車でのお越しも可能です(校内駐車場有り)

●対象:コケ観察、顕微鏡観察の初心者

●参加費用:一人500円
※ご夫婦、お子さんとで参加される場合は一組で。
※ 小学生以下は保護者同伴の上、ご参加ください。
    
●持ち物:標本、お弁当、ルーペ、筆記用具
持っている方は: 平凡社、保育社の図鑑などあると良いでしょう。
※現地で採集もできます。

●お申込み:関東支部専用アドレスokamoss_kantou@yahoo.co.jp 担当 吉田宛 まで。

 ①名前、②連絡先(メルアド、携帯電話の番号)をご記入の上、上記アドレスまでお申し込みください。
 ※ご家族以外で、お連れの方がいらっしゃる方は、その方のお名前と連絡先も付けてください(必須)。
この機会に何か教えてもらいたい事や事前に要望などありましたら、一緒に御記載ください。

_____

寒い時期なので、暖かい室内でのんびり顕微鏡観察をしたいと思います。
近くに公園や田んぼもありますので採集もできます。
蘚苔類を顕微鏡で見た事がない方、同定をしてみたい方、お手持ちに不明の標本をお持ちの方、
ぜひこの機会にご参加ください。


▪︎
よほど皆様の都合と合わない日程なのか、
久しぶりだからなのか、
寒い時期だからなのか、
前日にカハクの講座があるからなのか
そもそも需要がないからなのか?!
よくわかりませんが、いつもと打って変わって応募がきません。。あれ〜。
「歩く平凡社図鑑」との異名を持つ先生を独り占めできる良い機会かもしれませんし、
実体と生物と顕微鏡を一人2台づつ用意なので、
色々自由に見ることができるかと思いますよ。






神秘のヒカリ

ホイアンから、こちらも路線バスで1時間弱ほど揺られて向かうは「五行山」

PC250556.jpg

ここは、近年目覚ましく都市化・リゾート化されているダナンとホイアンの中間ほどにある場所で、
「マーブルマウンテン」とも呼ばれている大理石でできた山なのです。

PC250558.jpg

PC250566.jpg
トレッキングコースとして整備されており、所々に洞窟や鍾乳洞に安置されている仏像を探検するように拝めるのです。
五行山は5つの連山からなり、
金、木、水、火、土の宇宙を構成すると言われている5つの要素がそれぞれの山に名づけられています。

PC250587.jpg

パワースポットと呼ばれるだけあり、あちこちで神秘的な光景。

PC250586.jpg

PC250585.jpg

PC250584.jpg

天井に開いた穴からは、光のカーテンが降り注いで仏さまを照らし美しい光景が圧巻なのですが、
この穴は、ベトナム戦争でアメリカ軍の空爆により空いてしまったものによる皮肉な結果。
わずか40年前に、この場所が最激戦地だったとはとても思えません。

PC250639_201601091551241a8.jpg

PC250635.jpg

運動靴でライトを持参していないと、
見えない、登れない、というちょっとアドベンチャーな場所も。
本来は、こういったトレッキングや神聖な景色を見たいな、という目的で来たのでした。

そもそも、今回の旅先がベトナムに決まったものの、
私的に「コケっぽさ」のカケラも感じられる要素がなかったので、なにも期待していなかったのです。
それまで、チェンマイでは蘚苔林、カンボジアでは遺産と地衣類のコラボを十分に堪能してきたので、
多少の「ご当地苔」を味わえれば、と思っていたのですが、
滞在中に可能な行動範囲内には、目ぼしい場所がなかったのです。
そこで、すっかりやる気ない中の候補地として提案したのが、ココだったのです。

ところが、
五行山も半分ほどを進むと葉状体苔類が目につく。
riccia属が最初に目につき、続いて見えたマットは「ヒメジャか。。??」
ところが、近づくとどうも見慣れない雰囲気。

PC250599.jpg

PC250611.jpg
ルーペで見ると、ますます見覚えがない。
まず、薄すぎる。そして穴(気室)が大きい!

うーむ。なんだろう。
アウェイな場所で、図鑑もないし見慣れないコケの正体なんて私にわかるはずもない。
と、潔く諦めて進んでいたのですが、
どうしても、進む先々で目に入ってきて仕方ない!

しかも

PC250618.jpeg

しかも
PC250620.jpg

あれ、光ってない?

PC250623.jpg

光ってるでしょ!

ここでやっと「ヒカリゼニゴケ?!」とピンと来たのでした。

遡ること2012年、
蘚苔類学会の北海道大会で「ヒカリゼニゴケが54年ぶりに再発見された」という発表がありました。
実際は、ヒカリゼニゴケ科ヒカリゼニゴケ属になるため、
ゼニゴケの仲間になるわけではないのですが、
「ゼニゴケにも光るタイプがあるのか!」と印象的だったのが記憶に新しいのです。

日本国内では、熊本県の石灰洞のみで確認されていたが、この場所の一部が崩落してしまい、
その後の度重なる調査でも発見されず、2007年には絶滅種に指定されていたそうです。
そのため、自生の姿を拝める機会はないも同然となるレアなコケ。

「蘚苔類研究 第11巻 第5号 2015年8月」に掲載されている古木先生の「新・コケ百選」によると、
東南アジアには多いとのことで、五行山は石灰岩にあたるので、
これはますます疑っても良いのでは?と期待も募ります。
ただ、ヒメジャゴケも反射して光り、
未熟なヒメジャの葉状体は専門家も間違えるほどよく似ている。とも記載されています。

ヒメジャに関しては、1年中凝視する日々なので、
さすがにどう見てもヒメジャゴケには見えない。
先生に伺ってみたところ「ヒカリゼニゴケ属ですね」とのこと。
しかし胞子がなければ「それ以上は、まずわからない」とも。

見たものが仮にヒメジャゴケだったとしても、正直どっちでもよかったのかもしれません(笑)
見た目の違いや光具合など、
今まで見たことがない状態を確認したことになるので(あらゆるヒメジャを網羅したい!)、
それもまたラッキー♪と。

「光った光った!」と騒いで、
他の外国人に怪しまれないよう(一部の人に怪しまれた)
角度を変えて見物していたのですが、「光る」といっても
通常にルートを歩いている限りでは、ほぼノーマルモードなのです。
たぶん、ずっと目で追いながら歩いていたおかげで、角度の奇跡を体感できたのかなと思います。
こうして、ヒカリゼニゴケで頭がいっぱいの中、年末を迎え年を越しました。

すっかり苔類づいている昨今です。

PC250641.jpg

これが

PC250642.jpg

これです(わかるかな?)

五行山は、神秘的な光が降り注ぐパワースポットとして今やダナンの顔ですが、
密かに、人知れず、そっと光を放つ隠れたコケスポットでもあったのでした。

ちなみに、チェンマイでも同じコケを見て「なんだこれ!」と疑問に思っていたことを帰宅後思い出しました。
あの時は光ってもいなかったし、全くわからずでしたが、
まさか、すでに見ていたとは!

「関係ない!と言いつつ、やっぱりコケの名前を知りたい」というのは、
こういう事態を防ぐためでもあるのだよな〜とつくづく。

1

2
(2011年8月雨季のワット・ウーモンにて)

Pagination

Utility

プロフィール

よ2

Author:よ2
地味で共感を得難い、コケの魅力に取り憑かれ、観察や写真を撮りにでかけ、コケグッズを集めたり、つくったりの日々。コケ一色の毎日を綴るコケブログです。http://kokeiro.com

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。